抄録
茨城大学・工学部では、平成21年度より企業経験有識者と大学教員からなる産学協同カリキュラム改良委員会を設置し、継続的にカリキュラムの改善を進めている。本カリキュラム委員会では、既存教育カリキュラムに企業人の知見を生かした座学/実学連結型学習プログラムを構築・組み込むことで、「ものづくり」における基礎学力、問題解決能力を有し、高度専門技術者として企業ニーズの把握、プロジェクト・マネージメントができる人材育成を目標として具体的なカリキュラムの構築を行っている。本報告では、本取り組みの一環として行った'カバン持ちインターンシップ'の取組みについて紹介する。