主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 199-200
チタン合金の高速ミリング加工では,工具1刃あたりの切削時間を短時間化することにより切削温度を潤滑油の使用可能温度域まで低減でき,潤滑効果を発現させることが可能であると考えられる.本研究では,高速ミリング加工における工具温度を実測することで,上記の潤滑効果発現手法の妥当性を検証した.その結果,切削速度400m/min程度の高速切削においても潤滑効果が十分に発現することが示唆された.