精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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ダイヤモンドコーテッド工具による超硬合金のボールエンドミル加工
表面粗さの観察に基づく切削メカニズムの基礎的検討
*寒川 哲夫下元 一輝長田 昌文手塚 一博諏訪 晴彦
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p. 203-204

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抄録

超硬合金による金型を高速かつ高精度に仕上げるためには,切削加工技術の確立が不可欠である.本研究では,ダイヤモンドコーテッドボールエンドミルを用いたWC-Co系超硬合金の切削実験を通して,切削メカニズムの解明を目指す.実験では,様々な切削条件下で工具寿命を迎えるまで切削加工を行った.また,切削後の被削材表面を観察し,WC粒子の粉砕や脱落を確認した.これらの結果から切削メカニズムについて考察を行った.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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