主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 380-381
筆者らは,脳卒中における麻痺患者を対象とした,多点電極を用いた手指機能的電気刺激リハビリシステムの開発を行っている.これまでに,多点電極と双極性の刺激波形とを用いた装置によって様々な姿勢の発現を確認した.この装置は刺激の自由度が高く刺激可能な数が膨大になるため,刺激位置探索の高速化が必要である.本報では,同相な電極群の配置を限定して探索を行う.刺激パターンの再現性を考慮して異なる日の探索結果を参考にすることで,短時間で目的姿勢に適した刺激パターンを取得する.