精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
会議情報

超短パルスレーザを用いた多結晶CVDダイヤモンド加工と表面構造変化
*夏目 航平劉 暁旭前川 覚糸魚川 文広小野 晋吾太田 道春
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 572-573

詳細
抄録

これまでに,CVDダイヤモンドに対して短パルスレーザを低フルエンス条件下で照射することにより,その結晶性が向上することを報告した.本報では,パルス幅の異なる2種類の短パルスレーザを用いたレーザ照射実験を行い,加工面をラマン分光解析することでその組成について調査した.その結果,パルス幅が長い場合では表面がグラファイト化する一方で,短い場合(超短パルスレーザ)では表面がグラファイト化することなく加工されることが示唆された.

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top