主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 886-887
本稿では,光照射によるゲルアクチュエータの駆動を行う.また,その応答性を評価し集積化をめざす.本研究では,ガラス基板上にクロムで光吸収体を作製し,温度応答性ゲルPNIPAAmをアクチュエータの材料として用いる.駆動特性評価の結果,従来のヒータを用いた評価と比較して,光照射による駆動とほぼ同じ特性が得られた.また,光照射による駆動の方がより近距離にアクチュエータを配置でき,高い集積化が可能であることを示した.