主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2020年度精密工学会春季大会
開催地: 東京農工大学
開催日: 2020/03/17 - 2020/03/19
p. 610-611
X線を高効率で集光するために用いられるX線回転楕円集光ミラーは、内面の精度が集光の性能に影響するため、設計通りの形状であるか検査する必要がある。そこで、ミラーのX線CTボリュームから高精度に表面形状を取得する手法を提案する。提案手法では、ミラーの断面が円形であることを考慮し、CTボリュームの部分領域におけるミラーの体積率に応じて表面を定義する。また、従来の表面抽出法との比較結果を紹介する。