精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会春季大会
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X線回転楕円集光ミラーの形状取得のためのX線CTボリュームからの体積率を用いた表面抽出の高精度化
*河野 純太大竹 豊三村 秀和長井 超慧
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p. 610-611

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抄録

X線を高効率で集光するために用いられるX線回転楕円集光ミラーは、内面の精度が集光の性能に影響するため、設計通りの形状であるか検査する必要がある。そこで、ミラーのX線CTボリュームから高精度に表面形状を取得する手法を提案する。提案手法では、ミラーの断面が円形であることを考慮し、CTボリュームの部分領域におけるミラーの体積率に応じて表面を定義する。また、従来の表面抽出法との比較結果を紹介する。

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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