精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会秋季大会
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PVAブラシの発塵物排出メカニズムの推定
*西 智也真田 俊之半田 直廉濵田 聡美和田 雄高
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キーワード: PVAブラシ, 発塵物
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p. 382-383

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抄録

CMP後洗浄で用いられるPVAブラシは、新品の状態で発塵源となりうる異物(発塵物)を抱え込んでいるため、CMP後洗浄で使用する前にこれを事前処理(ブレークイン)する必要がある。本研究は、水晶振動微量天秤法を用いて発塵物の発塵特性を調査した。実験結果からブラシ収縮時に液とともに発塵物のブラシ外への排出が予想される。ブラシから液排出をしやすい条件でスクラブすることで、ブラシのブレークイン効率の向上が期待される。

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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