精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会秋季大会
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細胞の接着と増殖に最適な表面を目指したマルチスケールテクスチャリングに関する研究
水・油仕様ワイヤ放電加工を用いたテクスチャリングと細胞の初期動態について
*出野 佑黒河 周平林 照剛藏田 耕作久積 翔
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p. 766-767

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抄録

生体適合材料には,生体組織と素早く・安定な界面を構築することを目的とした表面テクスチャリングが施されることが多い.しかし,最適な表面性状は分かっていない.そこで,本研究では生体材料である純チタン(Ti)に水・油仕様ワイヤ放電加工を用いて表面テクスチャリングを施した.このチタン表面を評価,観察および表面に骨芽細胞を播種し,細胞数の計測,動態を観察することで,細胞の初期動態に及ぼす表面性状の影響を検討した.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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