広島大学
1992 年 10 巻 2 号 p. 109-113
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本研究は,偏と旁から成る漢字を材料として,音韻マッチング課題により漢字の読み過程における形態情報の効果を検討した.実験の結果,実験1では漢字の認知において,全体情報とともに旁が有効な情報として利用されていると考えられた.また,実験2では,旁は形態のみではなく,その位置が漢字の認知に深く関わっていることが示唆された.
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