関東甲信越ブロック理学療法士学会
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第43回関東甲信越ブロック理学療法士学会 ・ 第30回千葉県理学療法学術大会 合同大会
セッションID: P6-3-6
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一般演題
当院の新生児科における理学療法の処方に関する傾向調査
*永野 加奈子片見 奈々子小笠原 浩気
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キーワード: 新生児, 呼吸障害, 処方基準
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抄録
【目的】 当院の理学療法(以下PT)処方基準は,在胎29週未満,出生体 重800g未満,脳室内出血(以下IVH),脳室周囲白質軟化症(以 下PVL),先天性疾患,慢性肺疾患(以下CLD)の他,鎮静が付き にくいなどで相談があった児に対してスクリーニングを実施し,PT 処方を検討することとしている.近年スクリーニングが実施できて いない状況があり,処方の傾向を把握し基準見直しの一助とする ことを目的に調査を実施した. 【方法】 2021年1月~ 2022年1月までに当院のNICU,GCUに入院した 全児を対象とし,カルテ情報から後方視的に調査した.調査項目 は在胎日数/出生体重/退院時体重/口唇口蓋裂/咽頭・喉頭軟 化症/気道狭窄症/呼吸窮迫症候群(以下RDS)/胎便吸引症候 群(以下MAS)/肺の低形成/ CLD /一過性多呼吸(以下TTN)/ 無呼吸/呼吸デバイス使用の有無と使用期間/先天性疾患(染色 体異常,心疾患)/ IVH / PVL /視力,聴力,消化管障害/哺 乳開始日齢とした.PT処方群と非処方群の2群に分け各項目にお いて対応のないt検定を行なった. 【倫理的配慮】 当院倫理委員会の承認を得て実施した. 【結果】 全対象513例のうちPT処方は47例であった.現行の処方基準で PT処方があったのは出生体重800g未満11/11例,在胎29週未満 16/17例,IVHで2/3例,PVL5/9例,染色体異常3/5例,心疾 患20/95例,CLDで10/10例であり,概ね処方基準通りに処方が あり,処方基準外での処方は15例であった.群間比較ではPVL, 咽頭・喉頭軟化症,気道狭窄症,MAS,肺の低形成,CLD, TTN,無呼吸,在胎日数,哺乳開始日齢で有意差を認めた(p< 0. 05). 【考察】 PT処方群における呼吸障害保有率は95%で,呼吸障害を有する ことで自律神経系が安定せず,鎮静の付きにくさからPT処方に繋 がっている可能性が考えられ,以前スクリーニングの対象となって いた要因を反映しているのではないかと考える.スクリーニングが 実施できていない現状では,呼吸障害に関してはCLDのみでなく, 咽頭・喉頭軟化症,気道狭窄症,MAS,肺の低形成,TTN,無 呼吸も処方基準の項目に追加を検討する必要性がある.
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© 2024 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会
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