火花突合熔接中の温度上昇と最適熔接條件の決定(第1報)
1955 年 24 巻 5-6 号 p. 188-195
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1955 年 24 巻 5-6 号 p. 188-195
火花突合熔接の最適条件の決め方を求めるため,ブラッシュ中の材料の温度上昇とその分布型について理論的解析を行い実験値とよく一致することを確め,さらに任意の材料を任意の条件でフラッシュするとぎの種々の温度分布が唯一つの標準温度分布に帰せられることがわかった.フラッシュの変数すなわち材質,寸法,フラッシュ速度またわ加速度,掴み間隔などが試料の温度上昇に及ぼす影響を明かにし,アプセット可能となるまでのフラッシュ焼失量の推定方法を示す.この研究により火花突合熔接中の材料の温度分布の理解が容易になり,最良の熔接条件決定の資料がえられる.(頁数制限のため論文の要点しか示されないので詳細は運輸技術研究所英文報告第10号,昭和29年参照).
