国立大学法人 浜松医科大学 分子イメージング先端研究センター ヒトイメージング研究部門
2009 年 58 巻 11 号 p. 781-788
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コカイン骨格を有する11C-CFTは比較的新しいトレーサであり,ドパミン神経終末の細胞膜トランスポーターに結合することでドパミン神経密度を画像化できる。標的部位への選択性は良好で,高い特異結合を示す。トレーサ合成も比較的安定している。臨床的にはパーキンソン病の病態評価やパーキンソン症候群との鑑別でしばしば利用されるが,ドパミン異常を示す他の神経精神疾患で利用が拡大している。本稿では11C-CFTの有用性を記述する。
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