産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門
2013 年 62 巻 7 号 p. 509-515
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大きなかごの中で原子がガラガラと振動するラットリング振動には熱伝導度を抑制し,熱電材料の性能を向上させる効果がある。その熱散乱機構はいまだ明らかではなく,その解明に向けた研究が現在もなされている。散乱機構の解明は新熱電材料の設計指針確立にもつながり,非常に重要である。そこで,熱散乱機構の解明に中性子散乱がどのように用いられるかを解説する。
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