千葉県環境研究センター
2014 年 63 巻 1 号 p. 45-55
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千葉県立柏の葉公園内の日本庭園において,来園者が通行する歩道を中心に除染前後の1cm線量当量率等の詳細な測定・解析を実施し,汚染実態の把握に併せて除染効果の検証を行った。表土の削り取り(10mm厚さ)と高圧洗浄を組み合わせた除染作業が行われ,地上から高さ50cmにおける線量率の平均低減率はそれぞれ45%,36%であった。大半の調査地点で線量率が0.23μSv/h未満(大地由来の線量率0.04μSv/h含む)であり,除染の有効性が確認された。
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