岡山大学大学院保健学研究科放射線健康支援科学領域
2016 年 65 巻 12 号 p. 493-506
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究ではラドン療法の新規適応症の探索のため,強制水泳(FST)誘導うつ病マウスに対するラドン吸入による抗うつ効果の有無について検討した。その結果,FSTに伴ううつ様行動や脳内ノルアドレナリン・ドーパミンなどのモノアミンの減少に対し,2,000 Bq/m3ラドンの24時間吸入により抑制することが示唆できた。これらの知見などから,ラドン療法の適応症の一つとして抗うつ効果の可能性のあることがわかった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら