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原著
ブラジルのサリトレ鉱床における風化カーボナタイト土壌中ウランのキャラクタリゼーション
金井 豊
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 65 巻 2 号 p. 59-67

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抄録

ブラジルのサリトレ鉱床における風化カーボナタイト試料のウラン濃度は20–30 ppm程度,234U/238U放射能比は約1で,マクロにはほぼ放射平衡と見なせた。しかし,放射能比が0.72程度で容易に溶出,1程度で鉄などと溶出,1.02前後で難溶性の各フラクションが推定された。溶出ウランの放射能比が1よりも小さいのは,強い風化作用で放射能比が低下した溶けやすいウランが一部に残存し,それが溶出するためと考えられた。

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© 2016 公益社団法人日本アイソトープ協会
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