東京学芸大学教育学部
2016 年 65 巻 3 号 p. 119-128
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放射線教育用の3次元X線CT装置を開発した。X線源,被写体搭載用回転ステージ,及び二次元検出器などの主要部品がよく見える構造とした。被写体にピーマンの果実を選び,CT像とこれを得るまでの代表的な解析過程を図示した。その過程とはレントゲン写真,ラドン変換を施したサイノグラム,及び逆ラドン変換の際に現れるフーリエ成分の実部と虚部である。学生が当装置の原理と構造を視覚的に理解する教育への利用を提案する。
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