国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子ビーム科学研究部門・高崎量子応用研究所・放射線生物応用研究部
2017 年 66 巻 11 号 p. 611-616
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農学分野では古くから農作物の品種改良に放射線による突然変異誘発が利用され,最近では高LET放射線を用いたイオンビーム育種によって農作物のみならず花卉類や樹木,産業微生物にも新しい品種が数多く創出されている。食品への放射線照射は世界的に実用化が進んでいるが,日本ではジャガイモの照射芽止めだけが許可されている。照射食品の表示の正しさを担保するため様々な検知法が開発され,簡便で汎用性のある新しい検知法の開発も進められている。
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