RADIOISOTOPES
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安定同位体利用技術
1981年から2000年の間に植物の代謝における13C/12C, 15N/14N同位体分別の研究をどう展開したか,その後どう展開されたか?
米山 忠克
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2017 年 66 巻 9 号 p. 367-382

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抄録

1981年から2000年の筆者の13C/12C, 15N/14N同位体分別の研究では植物組織や代謝物など多数試料の精密分析を行った.成果は:(1)植物組織や篩管液のδ13C 値とそれらのN獲得や乾燥などによる変動,(2)植物による窒素の獲得,代謝,体内移行での15N/14N 同位体分別,(3)δ13Cとδ15Nトレーサー法の生態学的適用;日本のクロボク土壌生成やタイとフィリピンの森林からサトウキビ土壌への移行における植物残渣由来Cの集積と代謝の解析ならびに植物における各種窒素源からの吸収量の推定である.これらの研究がその後どのように展開されたかをレビューした.

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© 2017 公益社団法人日本アイソトープ協会
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