RADIOISOTOPES
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8章 【放射線生物】放射線生物におけるHIMACの役割
8.2.6 炭素線治療における分割照射効果
吉田 由香里高橋 昭久安藤 興一
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 68 巻 10 号 p. 723-729

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抄録

炭素線治療は,重粒子線の特性から少分割照射であっても正常組織の線量を耐用線量以下に保ちながら腫瘍に対して高い制御効果を達成できる可能性があると考えられており,現在では回数を減らす治療が検討されている。しかしながら,重粒子線の分割照射効果については,未だ十分に研究されていないのが現状である。ここでは,分割照射法の概念についてまとめ,HIMACを使った分割照射研究及び我々が得た知見を中心に分割照射の生物学的効果について紹介する。

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© 2019 公益社団法人日本アイソトープ協会
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