RADIOISOTOPES
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2章 【加速器と照射装置】重粒子線がん治療装置の研究開発
2.2.3 次世代治療装置の研究開発—重粒子線治療の高度化を目指して—
白井 敏之古川 卓司岩田 佳之
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2019 年 68 巻 4 号 p. 197-206

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抄録

放射線医学総合研究所(以下,放医研)において,これまでに実施された臨床研究により,炭素線を用いた治療の有用性が示されたが,さらなる治療成績の向上を目指すことは放医研の大事な使命である。そこで,放医研は2006年より腫瘍の呼吸性変動や日々の変動に対応可能な高速3次元スキャニング照射装置と,360度最適な方向から重粒子線を照射できる回転ガントリー装置を中心にした次世代重粒子線治療システムの開発研究を実施した。また,それに引き続き,量子メスと呼ばれる重粒子線治療装置の小型化・高度化研究を実施している。

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© 2019 公益社団法人日本アイソトープ協会
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