RADIOISOTOPES
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6 章 【原子分子】HIMAC が切り拓いた高エネルギーイオン原子衝突の最前線
6.2.2 数百MeV/u重イオンと結晶標的I—2次元コヒーレント共鳴励起—
東 俊行中野 祐司
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 68 巻 8 号 p. 501-515

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抄録

高速イオンが結晶を通過する際,構成原子,原子列,さらに原子面を周期的に横切る。その際にイオンが感じる振動電場を利用してイオンは共鳴的に励起される可能性があり,コヒーレント共鳴励起(RCE)と呼ばれる。HIMACにおいて相対論的エネルギー領域の重イオンを用いることにより共鳴励起スペクトルが詳細に得られるようになった。本稿では面チャネリング条件下での2次元コヒーレント共鳴励起(2D-RCE)現象について背景と共にその意義を解説する。

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© 2019 公益社団法人日本アイソトープ協会
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