国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子医学・医療部門放射線医学総合研究所先進核医学基盤研究部放射性核種製造グループ
2020 年 69 巻 5 号 p. 179-187
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学術雑誌のオンライン検索を利用して,核医学で利用されるRIの種類や頻度の俯瞰を試みた。最近10年において研究利用されるRIの多くは,ポジトロン放出核種や治療用のβ核種であり,診断と治療,すなわち,セラノスティクスを具現化するRI利用が進展している傾向を得た。また,α核種の利用はこの10年間における大きな変化の一つであり,核医学における新たな賦活剤として,今後の利用とそれに伴う成果報告の増加が期待される。
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