特定非営利活動法人放射線安全フォーラム
2023 年 72 巻 2 号 p. 141-147
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放射線防護の体系は過去半世紀に亘り発展されてきたが,まだ科学的および測定学的不合理性がある。この体系が抱えている問題点のうち,放射線防護の体系を,非常に低い線量にまで適用することと,本質的にあいまいな性質を持つ実効線量で,数値的に厳密な運用も必要になる線量制限の値を定めることについて議論し,放射線防護体系の合理性を回復させるための方策を提案する。
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