RADIOISOTOPES
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137Cs大量遠隔照射治療装置について
第1報装置の特徴とその漏洩散乱線量
木下 文雄与那原 良夫斎藤 浩五十嵐 恒三広島 徳良船橋 哲哉佐藤 松五郎舟橋 勝夫吉川 元之
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1963 年 12 巻 4 号 p. 401-408

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抄録

1960年都立大久保病院に137Cs 2, 000curieの線源 (Oak Ridge) を収容した天井懸垂型大量遠隔照射治療装置 (東芝製) が設置されたので, 第1報にはその装置の外観機械的構造について述べ, あわせて本装置の漏洩散乱線量および使用時の散乱線量について報告した。
機械的構造については, 回転円盤式シャッターを備えた照射容器, 多段式主絞り (30cm) と多段式延長絞り (10, 20cm) より構成され, SSD 50cmにおいて照射野4×4~15×15cm2を有する絞り装置, 天井懸垂型の支持装置, 治療寝台, 制御器などについて説明し, あわせて137Gs線源についても解説した。
照射容器の漏洩線量は表面では最高5.4mr/hで, 1 meterの距離では最高0.18mr/h以下であり, 散乱線量は照射時において隣接各室で0.03mr/hを越える室はなかった。

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