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石川県産ケイ藻土による核分裂生成物の除去について
板倉 淳
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1966 年 15 巻 1 号 p. 4-13

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抄録

放射性廃液のケイ藻土ロ過処理の基礎条件を知るためケイ藻土による137Cs, 89Sr, 90Sr, 91Y, 95Zr, 103Ru, 106Ru, 144Ce, 147Pmおよび核分裂生成物 (FP) の吸着特性をバッチ法により, pH, 放射性核種濃度, 共存塩類の種類と濃度などの条件をかえて検討した。その結果, (1) 陽イオン形成核種の137CS, 89Sr, 90Sr, (2) 陰イオン形成核種の103Ru, 106Ru, (3) 加水分解しやすい91Y, 95Zr, 144Ce, 147Pmおよび (4) それらの混合物であるFPに分類でき, それぞれの除去率は, (1) 中性無担体時90%を, 共存塩下89Sr, 90Srは20%となるが, 強アルカリ下鉄塩の添加により99%を, (2) 鉄塩存在でその95%を, (3) pH4~5でも90%を, (4) 強アルカリ下で99%を越え良好な結果を得た。

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