RADIOISOTOPES
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大気中気体状および粒子状硫黄のけい光X線分析法による同時分析
松田 八束真室 哲雄
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1975 年 24 巻 5 号 p. 312-317

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抄録

大気中亜硫酸ガスおよび浮遊粒子に含まれる硫黄のけい光X線分析法による同時分析法を開発した。分析法はつぎのような原理に基づくものである。浮遊粒子はメンブレン・フィルターなどに捕集し, 亜硫酸ガスはアルカリ含浸フィルターに捕集する。それぞれのフィルターに存在する硫黄を, 55Feを励起用線源とするSi (Li) 半導体検出器とマルチチャンネル波高分析器からなるけい光X線分析器を用いて測定する。含浸フィルター中の硫黄をけい光X線分析する場合, フィルター内に十分一様に硫黄を拡散させたのちに測定を行なう方法およびフィルターのごく表面に硫黄がとどまっているうちに測定を完了する方法の2つが有用である。

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