RADIOISOTOPES
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アドステロールのラット副腎ミクロオートラジオグラフィによる研究
梅田 文夫前田 稔小川 弘小嶋 正治
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1976 年 25 巻 2 号 p. 89-93

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抄録

従来の副腎シンチスキャン剤19-iodocholest-5-en-3β-ol (CL-19-131I) とその生成物中より分離された6β-iodomethy1-19-nor-cholest-5 (10) -en-3β-ol (NCL-6-131I) それにNCL-MeTを用い50μCi腹腔内投与後2日, 7日後ラット副腎ミクロオートラジオグラフィを行ない3者のスキャン剤としての比較検討と副腎内の経時的所在を明らかにした。
1) CL-19-131Iでは2日, 7日後とも皮質全体にわずかに取り込まれているにすぎず髄質には見られない。
2) NCL-6-131Iは2日, 7日後ともに皮質束状層より網状層細胞内に強い集積を見る。髄質にも2日後ではかなりの集積がある。
投与後7日後においてNCL-6-131Iが副腎とくに皮質のスキンヤン剤としてまさる。
3) NCL-6-MeTでは7日後皮質全体, 髄質ともに強い集積がある。

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