RADIOISOTOPES
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大気中気体状および粒子状硫黄のけい光X線分析法による同時分析
―同時観測例と観測結果の検討―
松田 八束真室 哲雄
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1977 年 26 巻 5 号 p. 285-290

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抄録

前報 (本誌, 24, 312 (1975) ) に述べた測定方法を用いて, 24時間にわたる1時間ごとの大気中気体状および粒子状硫黄濃度の同時連続観測を十数回行った。この測定方法が十分に実用できることがわかった。24時間のうちの変動係数は, 気体状硫黄濃度のほうが粒子状硫黄濃度よりも大きかった。気体状硫黄濃度および粒子状硫黄濃度はいずれも観測地点における風向, 風速およびその他の気象条件に強く関係していた。高気温, 晴天が数日間続いたあとでは, 粒子状硫黄濃度が上昇し, 20μgS/m3を超えることがあった。

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