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酸化銅による気相中トリチウム除去の基礎的検討
川畑 博信柳 忠田渕 光彦品川 睦明
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1979 年 28 巻 9 号 p. 542-545

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抄録

小さな酸化銅カラムによる気相中トリチウムの除去に関する基礎的検討を行った。100gの酸化銅をつめた約10cm長のカラムにつき, 水素とトリチウムの水への転換比を調べた。アルゴン中1%以下の水素を用いた実験から, カラム通過による水素の残存率の10g-プロットとガス流量の逆数およびカラム長とは比例関係にあることがわかった。この酸化銅カラムをD-T中性子発生器の排気系からの放出ガス中のトリチウム処理に使用した場合, 450℃以下の温度で廃ガス中トリチウムの水への転換比はアルゴン中水素の場合よりもかなり小さいことがわかった。

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