RADIOISOTOPES
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3'-Methyl-4- (dimethylamino) azobenzeneラット投与期間中におけるグルコース代謝のラジオレスピロメトリーによる解析
―肝部分切除後におけるラジオレスピロメトリー―
小島 周二山本 雅己大館 みつ江久保寺 昭子
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1979 年 28 巻 9 号 p. 546-550

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抄録

3'-Me-DAB投与初期における標識グルコースを用いたラジオレスピロメトリによる変化が, アゾ色素の毒性に対する肝細胞の再生に伴う五炭糖リン酸回路の活性化によるものと前回の報告で推定した。今回このことを明らかにするため, 再生肝を用い検討した。3H-thymidineの肝DNAの取込み, hexokinase (HK) およびglucose-6-phosphate dehydrogenase (G-6-PD) の活性上昇は, いずれも肝部分切除後3日目で最大となった。〔U-14C〕glucoseを基質としたradiorespirometryに関しては, 肝部分切除後2~3日目にpeaktime (PT) が著しく早まった。peak height (PH) は2日目まで手術前の約1/2の値を示したが, 3日目より上昇しはじめた。一方yield value (YV) は, 手術後4日目まで手術前より低い値を示した。

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