RADIOISOTOPES
Online ISSN : 1884-4111
Print ISSN : 0033-8303
ISSN-L : 0033-8303
ラジオイムノアッセイによるヒト前立腺酸性ホスファターゼの定量法の開発
森川 惇二中村 雅行森 一泰大沢 劉三郎三木 誠町田 豊平
著者情報
ジャーナル フリー

1980 年 29 巻 4 号 p. 175-180

詳細
抄録

前立腺組織からaffinity chromatography, イオン交換カラムおよびゲルろ過法等でヒト前立腺酸性ホスファターゼ (PAP) を高純度に精製し, その物理化学的性質を調べた。本標品を家兎に免疫して得た抗血清は赤血球性および血小板性酸性ボスファターゼとは反応しない特異性の高いものである。この抗血清を用い, 血中PAP定量のための二抗体法RIAを開発し, その再現性, 信頼性を詳細に検討した。162例の検体血清より, 正常域は3.0ng/ml以下である。また未治療がん患者2例でそれ以上であり, 前立腺肥大症患者39例では平均1.9ng/mlであった。

著者関連情報
© 社団法人 日本アイソトープ協会
前の記事 次の記事
feedback
Top