RADIOISOTOPES
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ツェナーダイオードによる大線量測定
中村 茂樹岡本 信一
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1985 年 34 巻 9 号 p. 467-472

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抄録

市販されているツェナーダイオードに60Coからのγ線を照射して, 照射線量と誘起される降伏電圧の変化量との関係を線量測定に利用する可能性について検討した。
その結果, ダイオードの照射中の温度を50℃以下に保つこと, 照射後液体窒素温度で降伏電圧の変化量を測定することにより, 東芝製のダイオード05Z18が15.5kC/kg (6×107R) -2.6MC/kg (1010R) の線量範囲で使用可能であることが分かった。
誘起される降伏電圧の変化量のフェーディングは1000時間以内では10%以下であり, 安価でかつ簡単な線量測定の手法として, 本法が有用であると結論できる。

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