RADIOISOTOPES
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急性心筋梗塞症の心機能と治療効果の評価
―核医学検査を用いての急性期および慢性期での比較―
森下 健山崎 純一河村 康明飯田 美保子奥住 一雄武藤 敏徳若倉 学斉藤 徹上嶋 権兵衛佐々木 康人
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1987 年 36 巻 9 号 p. 445-451

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抄録

心筋梗塞症に対するウロキナーゼ (UK) の全身投与による治療効果を急性期および慢性期に核医学検査を施行し評価した。対象はUK投与群16例, コントロール群18例の計34例である。UK群, コントロール群とも急性期に比べ慢性期でLVEF, RVEFやTl-defect ratioに改善が認められた。前壁・中隔梗塞中UK群ではコントロール群に比し, LVEFは急性期 (p<0.05) , 慢性期 (p<0.05) とも有意に高値を示した。UK全身投与は重篤な副作用もなく, 急性心筋梗塞症の治療に対し有効と思われた。

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