愛知工業大学工学部電気工学科
1989 年 38 巻 12 号 p. 497-504
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デュアル・エネルギーγ線透過法の理論体系作りを目的とし, 統計誤差, 定数形誤差および比例形誤差の現れ方を含めた基本特性を検討した。そして, R値, すなわち二つのエネルギーのγ線に対するそれぞれの質量減衰係数の比を仲介させることにより, 利用目的に合ったγ線エネルギーの選択や到達可能な測定精度の予測等に役立つ体系をまとめた。その有用性の裏付けのため, 陶磁器, 金属およびスラリー濃度の測定に適用してみた。
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