福山大学薬学部放射性薬品化学研究室
1990 年 39 巻 8 号 p. 335-341
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
3H-paroxetine投与後の脳各部位における放射能分布は, 視床下部において最も高く, つぎに大脳皮質において中程度であり, 小脳は最も少なかった。また, 視床下部および大脳皮質における放射能分布は6-nitroquipazineとparoxetineの投与によって有意に減少した。以上の結果より, 3H-paroxetnieはマウス脳内セロトニン再吸収部位のインビボ研究に有用なラジオリガンドになることが分かった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら