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抗PAF活性な新規14C標識チアゾリジン-4-オンの簡便合成
西岡 和彦鎌田 健金丸 博
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1992 年 41 巻 1 号 p. 1-5

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抄録

新規抗PAF剤SM-12502の代謝研究に供するため, その14C標識体を合成した。 [14C] 炭酸バリウム (2) より調製したニコチソ酸 (4) をエステル (6) に誘導。6を還元, 酸化して得られたアルデヒド (8) をイミン (9) に変換後, (s) -2-メルカプトプロピオン酸と環化縮合してチアゾリジノン誘導体 (11) を得た。光学活性カラムを用いたHPLCにより異性体を分離後, 塩酸塩とすることにより, 通算収率22%でSM-12502 (1) を得た。

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