RADIOISOTOPES
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単色軌道放射光, γ線, プロトンおよびデュウテロン照射によって誘発されたDNA単鎖切断の酵素による検出
多々良 敦江口 星雄山根 功山下 博小林 克己檜枝 光太郎佐藤 由美子田野 茂光伊藤 隆山口 彦之
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1992 年 41 巻 3 号 p. 148-152

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抄録

オオムギの単離細胞核へ単色軌道放射光 (SR) , γ線, 重粒子線を照射したのち, 3H-TTPやDNA polymerase Iを用いて核標本上でDNA合成を行って, 単鎖切断 (ssb) 端を検出した。その結果, 160nm-SRは0.5V・min以下の強度でもssbを誘発したが, 190nm以上のSRはssbを生じなかった。プロトンやデュウテロンのRBEは約12であった。これらの結果から, このDNA合成反応は放射線誘発単鎖切断の検出に有効であることがわかった。

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