千葉大学教養部化学教室
1992 年 41 巻 7 号 p. 357-361
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
RhCl3・3H2Oの存在下でHTOを用いたアセトアニリドのトリチウム化はオルト位で高度に選択的に起こることが知られている。この反応は, 塩化ロジウム (III) 触媒にアセトアニリドの窒素原子が配位する機構を経て進むと考えられている。本研究では, プロピオンアニリド, イソブチルアニリド, ビバルアニリドおよびトリフルオロアセトアニリドを用い, 反応に対する立体効果および電子効果を調べ, 上記の機構を支持する結果を得た。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら