RADIOISOTOPES
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ラット脳の種々な微量分析における放射線遅延効果
エルヌール ターレック
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1992 年 41 巻 8 号 p. 403-406

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抄録

最近の研究によれば脳組織は放射線抵抗性であるにかかわらず, 低線量照射でも組織反応があり, 追跡要素の変化が多くの中毒, すなわちパーキンソン病のマグネシウム量の変化などの解明に役立っている。この研究は2群の白色ラットで60Coγ線5Gy7回照射後2か月のFe, Zn, Se, RbとBrをX線蛍光分析法で測定し, Fe, Zn, SeとBrは全脳領域で低下し, Rbには変化がみられなかった。

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© 社団法人 日本アイソトープ協会
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