本研究は、健康食品・機能性食品と呼ばれる製品群に対して各国で異なる関連規制内でどのようなブランディング・マーケティング戦略を取れば、長期的な売上(ひいては、その特定の製品が市場に受け入れられるのかどうか)につながる製品になるのか、ということを分析・考察することを最終目標にしており、今回は関連する製品を対象に調査対象地域の現在(2015 年)の安全性確保方策に関する具体的な手順、基準等、制度の整理を行い、各国間の差異、特に日本国内制度との差異を明確化することにより、今後の製品開発戦略等について考察・議論したい。