日本信頼性学会誌 信頼性
Online ISSN : 2424-2543
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液晶の寿命予測法
鹿沼 陽次関矢 寛治中込 民仁小川 智久
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1996 年 18 巻 7 号 p. 121-127

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抄録

防水対策を施した屋外計器用液晶表示素子の加速試験として高温、低温及び高湿条件下の環境試験が寿命推定に効果があることを示した。また屋外に設置した計器内部の温度と湿度の実測値から実使用状態での温度と湿度の推定を行い寿命推定に利用した。液晶表示素子の市場要求寿命10年に対し「実力平均寿命20年以上」を目標にしたが、これらの結果から市場要求を充分満足できるという推定ができた。これより市場の寿命を予測する手法を作り上げることができた。

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© 1996 日本信頼性学会
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