過去に提案されている安全・信頼性手法は表類系手法と線図系手法に分けられる。このように分類したのは電算化をもくろむ場合に、それぞれのソフト仕様の特徴を要約することができるからである。表類系はFMEAで代表されるように、表やマトリックス機能をもつデータベースソフトを利用する。一方、線図系ではFTAに代表されるように記号図が簡単に貼り付けられて、その記号を結び、かつ、記号が意味する演算ができるソフトを利用すれば良い。この分類にしたがって、FMEA/FTA以外のリスク・製品安全解析手法の特徴を紹介する。