500kW超大電力中波固体化送信機の開発・実用化 : 信頼性向上のための諸対策
1999 年 21 巻 7 号 p. 400-407
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1999 年 21 巻 7 号 p. 400-407
我が国最大出力である中波送信機(500kW)の全固体化をディジタル処理方式により実現し, NHK熊本局に導入した.本送信機は250kW送信機2台の並列合成で500kWを得ており, 250kW送信機は125kW送信部2台で構成されている.本文では, 装置の概要に加えて, 負荷変動に強い電力増幅器, 大電力に耐え, かつ低損失な電力加算器の開発など大電力送信機の固定化を実現させるうえで特有な技術的な課題とその解決法を中心に記述している.
