信頼度における確率に確信の度合い定義を採用し、ラプラスの連続則を元にして1回成功したという情報を得た後の信頼度を求めた.試験や実運用で失敗があった場合には必ず原因を究明し、その失敗要因を除くことを条件にする.成功したというだけのこの最少情報による信頼度の向上は事前の信頼度に大きく依存する.殆ど成功がおぼつかない事前の信頼度が0に近い状態であった場合は、一度の成功情報でも事後信頼度は0.5以上に向上する.なお、失敗要因を取り除けなかった場合に一回の失敗情報がどの程度信頼度を下げるかについても求めた。