信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2011_秋季
セッションID: 4-4
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4-4 実用的な最適加速寿命試験法 : 温度劣化の場合(セッション4「安全性・リスク,データ収集・解析)
*廣瀬 英雄作村 建紀
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抄録
電気材料はストレスによってその寿命が変化する.ストレスと平均寿命との関係にはベキ乗則やアレニウス則などが成立していることが経験的に知られているので,高いストレスによる試験を行った結果から,使用ストレスにおける寿命を予測することができる.試験材料や試験時間などのコストを最小にする意味での最適寿命試験を詳細に調べても,設定可能なパラメータが多く存在するため試験現場ではこの最適試験法に従った実用的な試験は行いにくい.そこで,実際の加速試験によって求められる物理定数を参考にしながら,実用的な最適寿命試験法について考察する.今回は熱劣化を対象にする.
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© 2011 日本信頼性学会
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