都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
歩行者通行量との相関を踏まえた通りの名称の認知度と賃料および地価の関係分析
石井 健太郎吉川 徹讃岐 亮
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2015 年 14 巻 1 号 p. 27-32

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抄録

本研究の目的は、通りの名称の認知度の程度と賃料や地価との関係を分析することである。このため、全国の政令市・中核市の中心市街地のうち、福岡市の天神地区・博多地区、さいたま市の大宮地区・浦和地区、浜松市、熊本市、高松市を対象として実証分析を行った。地方都市の中心市街地認知度の指標として、GoogleとTwitterの件数を用い、歩行者数との相関関係を把握し,重回帰分析を行った.説明変数としては,認知度、建築物の特性、立地、街路形状、歩行者数を用いた。その結果、賃料は建築物の指標と関係があり、地価は認知度の指標と関係があった。

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© (c) 日本都市計画学会
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