東京大学
2017 年 16 巻 2 号 p. 124-128
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防犯カメラが、店舗や駅や施設等の都市空間に溢れている。政府及び警察は、防犯カメラの設置と利用促進を積極的に推し進める立場である。本研究は、都市空間内の防犯カメラに対し、これまで社会一般(世論)がこの問題に関してどのように反応してきたのか、それは時代とともに変化しているのか、変化しているとすればその要因は何かという各点を、抑制論からの主張や論点、裁判例の整理、新聞記事の分析から明らかにすることを目的とする。その上で、プライバシーと調和する都市空間の防犯カメラ設置に向けた提言を行う。
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