新潟大学
2025 年 23 巻 4 号 p. 516-
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日本では近世都市の歴史や文化を知るために近世都市の研究が行われているが、近世港町の研究の数は近世城下町と比べると少ない。中世から港での交易の記録があるため、本州の瀬戸内海沿岸では特徴ある都市形態を持つ近世港町が成立していたと考えられるが、その実態は明らかでない。本研究の目的は、本州の瀬戸内海沿岸を中心とした近世港町の成立経緯と都市形態を明らかにすることである。分析の結果、近世港町は海と川の両方に面し、船着場は川に面している傾向がみられた。
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