都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
近世港町の成立経緯と都市形態
本州瀬戸内海沿岸を中心として
鈴木 瞭真岡崎 篤行
著者情報
キーワード: 港町, 近世, 瀬戸内海, 都市形態
研究報告書・技術報告書 フリー

2025 年 23 巻 4 号 p. 516-

詳細
抄録

日本では近世都市の歴史や文化を知るために近世都市の研究が行われているが、近世港町の研究の数は近世城下町と比べると少ない。中世から港での交易の記録があるため、本州の瀬戸内海沿岸では特徴ある都市形態を持つ近世港町が成立していたと考えられるが、その実態は明らかでない。本研究の目的は、本州の瀬戸内海沿岸を中心とした近世港町の成立経緯と都市形態を明らかにすることである。分析の結果、近世港町は海と川の両方に面し、船着場は川に面している傾向がみられた。

著者関連情報
© 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top